多くの企業様では新卒を採用する場合、業界人としての職業知識よりも人間性の部分を重視します。例えばITスキルが必須と思われるIT系エンジニアとして活躍している方の中には、教育・経済経営・文学・語学・法学など文系学部出身という方も少なくありません。

それでは社会人に求められる、信用される人間性はどのようなところで判断されるのでしょうか？最も基本的なこととして多くの採用ご担当者様が挙げるポイントは、挨拶と時間厳守と身だしなみです。

体育会学生やスポーツ選手のご経験がある方には、「挨拶・時間厳守・身だしなみ」を遵守する素養が備わっている方がほとんどです。部活動では先輩後輩間に限らず挨拶をしっかりと行うことが求められますし、時間を守らないということはスポーツマンシップに恥ずべき行為として日常的に身についているのではないでしょうか。また、身だしなみに関しても、多くのスポーツではその競技を行うために最適な服装がユニフォームとして決められています。服装に対する意識はスポーツ選手にとって必須のものです。

社会人としての人間性を判断される基準は、スポーツ選手にとって指導者や先輩方から教わってきた基本的なことです。就職説明会の場には様々な方がいらっしゃいますが、特に際立っている学生に話を聞いてみるとアスリートとしてのご経験がある・もしくは運動部出身ということは珍しくありません。学生スポーツは各競技によって大阪・名古屋・福岡等といった各地に強豪校がありますが、特に人数の多い強豪校に所属していたという方が際立っている傾向があります。